フォトショップのスクリプト2 - 半分スクロール
再びフォトショップのスクリプトについて書きたいと思います。
前回書くのを忘れてしまったのですが、フォトショップには
ScriptListener.8li
というプラグインが、
C:Program FilesAdobePhotoshop CSスクリプティングガイドユーティリティ
の中に入っております。
これを
C:Program FilesAdobePhotoshop CSプラグイン
に入れるとデスクトップに
ScriptingListenerJS.log
ScriptingListenerVB.log
というファイルが作られ、そのプラグインを入れている間、フォトショップで行った操作をスクリプトファイルに
記述されてゆきます。
前回紹介した「ExtendScript Toolkit」と組み合わせるとMayaやXSIのような
コマンドを確かめながらスクリプトをデバッグすることが出来、とても便利です。
それと前回紹介したページが復活しておりました。
OpenSpaceというページです。
前回紹介したのはこの下位のページでした。
まだ詳しくは見ておりませんが、とても情報が凝縮されたとても良いページです。
今回実際にスクリプトを紹介します。
ScriptListenerを使ったものなので、ソースは汚いです。すみません、、
タイトルにもあるとおり、開いている画像の半分のピクセル数でスクロールプラグインを実行するものです。
背景のテクスチャを作る時に重宝します。
ショートカットに割り当てると便利です。ただ、キーによっては動作しません。
これはスクリプトが悪いわけではないようです。キーを変えるときちんと動作します。
なぞです。
割り当てるキーを慎重に選ばなくてはいけません。
上から縦、横、縦横です。
縦横は必要ないように思いますが、一応。
//app.preferences.rulerUnits = Units.PIXELS; var w = activeDocument.width.value; var h = activeDocument.height.value; w = w/2; h = h/2; var id18 = charIDToTypeID( "Ofst" ); var desc3 = new ActionDescriptor(); var id19 = charIDToTypeID( "Hrzn" ); desc3.putInteger( id19, w ); var id20 = charIDToTypeID( "Vrtc" ); desc3.putInteger( id20, h ); var id21 = charIDToTypeID( "Fl " ); var id22 = charIDToTypeID( "FlMd" ); var id23 = charIDToTypeID( "Wrp " ); desc3.putEnumerated( id21, id22, id23 ); executeAction( id18, desc3, DialogModes.NO );
ソースを表示するプラグインを入れたので、折角なのでソースも乗せてみます。
一番上のコメントになっている部分は紹介してたページで書いてあった記述です。
色々試行錯誤しているときにとってみたら何も変わらなかったのでそのままにしております。
設定の単位が違うと何か不具合が出るのでしょうか?そこまで分かりません。
2,3行目で開いているドキュメントの幅と高さの値を取っています。
5,6行目でそれらを2で割っています。
それ以下はScriptListenerで取った物をコピペしただけです。
ただ、11行目と13行目に幅と高さを2で割った値「w」と「h」を入れました。
それだけです。
たったこれだけでシームレステクスチャを描くのがだいぶ楽になります。
BodyPaint3Dには描いているブラシ自体をリピートしてくれる機能があり、もっと便利です。
では、今日はこの辺で。
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