3D-Coat体験版

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3D-Coat – Texturing of 3D Model

以前紹介させていただいたかと思いますが、再び紹介します。

ウクライナ製の3Dソフトです。

 

元々3DBrushという名で売られていましたがその時は1万円しなかったかと思います。

バージョンアップで現在日本円にして約2万7千円です。上記の公式ページで購入しようとすると日本円で

表示されます。Pixologicのページのようです。

体験版をダウンロードすると50ドル引きの特別ページが紹介されます。

もし購入を予定している方はぜひ。

 

さて、肝心の感想ですが。

まずはびっくりしました。

基本的にはZburushやMudboxのようなボリューメトリックスモデリングなのですが、

それらのソフトは元の形状にサブディビジョンをかけ、それを量子化とでもいいましょうか、ボリューメトリックス化して

編集を行います。

なので、作業中でもサブディビジョンのレベルを変更し、モデルが荒い状態と細かい状態を行き来しながらモデリングができます。

しかしこのツールはそれができません。

それが欠点でもあり、このツールの長所でもあります。

なぜ長所かというと、

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言葉で説明するよりも絵で説明したほうが早いと思い絵を載せます。

プリミティブのボックスを適当に配置しました。

同じボリューム(レイヤーのようなもの)に足すときれいになじみます。

矩形選択で削除するとブーリアンのようにきれいに消えます。

 

前まで日本語が無かったので躊躇していましたが、日本語化されています。

それで、実際に使ってみてどうなのだろう、と数時間触ってみました。

それがこのモデルです。

 

あまり時間をかけていないので説得力がありませんが

通常の3Dソフトでは耳などの入り組んだ形を作るのに、割り方やポイントの移動で時間がかかりますが、

このツールでは純粋に形を作ることだけに時間をかけられます。

Zbrushでも耳などは最初に想定した場所を大きく動かしてしまうとポリゴンの密度が変わりやはりよろしくない状態になります。

このツールではそれはありません。

完全ボリュームなので動かして伸びた分を補完します。

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耳を動かした後にスカルプトしましたが、高解像度できれいに伸びているのが分かります。モデルは気持ち悪いですが。

まさに夢のようなツールです。

さらに詳しい情報は、

3D-Coat覚え書き

こちらのページを参考にしてみてください。とても丁寧に解説されております。

自分もこのページを参考にさせていただきました。

 

実際に使ってみるまで買うほうに気持ちが傾いていましたが、

使ってみると、うーん、という感じが否めませんでした。

移動ツールが特にそうなのですが、適用時に引っかかる感じで遅延が生じます。

確かにポリゴンの流れや密度を考えずにモデリングできることはとても画期的なことです。

スケールによりポリゴン数が増える、というのもアナログチックといいますか、実際的で面白いです。

大きいものの方が分子が多いでしょ?と言われている感じがします。

 

それに、リトポロジーの機能がすごいらしいです。まだ試していないので何ともいえませんが、

どうもこのツールははじめにボリュームで作って、もしくは他のツールから持ってきたものをボリュームで加工して、

リトポロジー機能で他のツールでも使えるモデルデータにする。という手順のようです。

 

そしてまたすごいのがペイント機能です。

これは少し試しました。

psdファイルを読み書きできるだけでなく、ブレンドモードがちゃんと適用されます。

レイヤーのグループ化やレイヤーマスクが使えないのが残念ですが、modoの画像インクのような機能があり

さらにその画像を歪ませたりする機能も付いています。ただ、拡大縮小が重いです。

 

バージョンアップで目覚しい進化を遂げています。

今後に期待、でしょうか。またバージョンアップすると値段が上がってゆきそうなので程よいところで買っておくのも良いかもしれません。

確実に機能に比べ値段は安いです。

 

ちなみに32bitXPと64bitvista両方ともopenGLとDirectXで試しましたが違いが分かりませんでした。

CUDAも試してみたのですが、ドライバを入れてもdllが見つからない、と起動してくれませんでした。

 

modoにも更なる進化を期待したいところです。

先月くらいに次期バージョンだかで入る予定の新機能を匂わせる記事がありましたが、それから音沙汰ありません。

どうなったのでしょうか?

 

では、今回はこの辺で。

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