modtoolで竜の頭24 - アニメーション1
ModToolもバージョン7.5が出るそうですね。
自分は6までしか触ったことがありませんが、大きくは変化していないそうですね。
どうもautodeskに買収されるとその後のツールの進化は停滞するのがセオリーのようです。
残念です。
話を戻してようやくアニメーションに入ってゆきます。
まずは準備からです。
秒が分かる時計を用意します。
OS付属のものでかまわないです。それを表示させます。
頭の中で動きを想像し、秒を計ります。大体で良いです。
どのように噛み付くかを考えます。
折角なので少し長めにします。
動きを作る時は、その動きに移る前と後を考えることが重要になります。
要素で言うと噛み付く前の、溜め、噛み付き、余韻、です。動作と反動作、とも言われます。
噛み付くだけなら短くてすむのですが、その前後を増やすことで動きをより迫力のあるものにします。
今回は4秒くらいで作ります。
CGでそれを表現するには秒をフレーム、という単位に置き換える必要があります。
フレームの言うのはモニタに出力する際に一秒間に何枚の静止画を連続で表示し、
動画とするかをあらわしています。
ゲーム機では30fpsか、60fpsで作られるのが標準です。fpsはフレームパーセコンドです。
一秒間に30枚か60枚かの違いです。
後者の方が動きが滑らかに見えます。
テレビが表示できるfpsは29.97fpsです。
なのでそれ以上の枚数を表現できませんが、データを60fpsで作り表示すると
やはり滑らかに見えます。自分はなぜだかは分かりません。
格闘ゲームでは特に重要な要素となりますが、それ以外のゲームではそれほど重要ではない、
と、個人的には思っております。どうも業界ではそういったことを言っていると嫌われるようですが。
今回は60fpsでつくります。
なので4秒というと60×4=240です。切りが良く250に設定して作ります。大体でいいのです。
ファイルメニュー、File>Preferenceを開きます。
Preference>OutputFormatから
FrameFormatをCustomFramerateに設定し、
DefaultFrameRateにあるスライダを60に設定します。
次に、画面下、「PlayBack」からPlaybackOptionを開き、ここでも同じように
FormatをCustomframerateにし、FrameRateを60に設定します。
これで60fpsでモーションを作ることが出来ます。
これはモーションを作る前にしておかないと、後々大変です。
短いモーションを長くしたり、長いモーションを短くしたりすると端数フレームが出てきます。
データ的には問題ないのですが、なんとなく気持ち悪いです。
それと、画面下「Playback」プルダウンメニューから上から二番目
「Real-TimePlayback」にチェックを入れておくとシーンに設定したフレームレートで再生されます。
これはマシンのスピードによる誤差をなくすものです。
これらの設定をしてから画面下、タイムスライダの数値をデフォルトの100から250に設定します。
設定だけしかしておりませんが、シーンファイルをあげておきます。
では、今回はこの辺で。
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