ノーマルマップスクリプトの注意点

忘れないうちに記事にしておきます。

前回書いたノーマルマップ作成の補助スクリプトですが、シームレステクスチャに適用する際の注意点を書いておきます。

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まずはnvidiaのプラグインで作った始めの状態です。

やはりでこぼこが少ない、というか少ない幅ででこぼこしているように見えます。

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そしてこれがスクリプトを使って作ったものです。大きな幅ででこぼこしているのが分かるかと思います。

そして、注意点です。

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左側の画像のようにシームレステクスチャを用意します。

自分は以前紹介させていただいた、LeMog – 3dTexturesでダウンロードしたものを使っております。

ぱっと見た感じでこぼこが多い、明暗の差が激しいものを選びました。

一番上の図の状態で良ければ必要ないのですが、今回のスクリプトを適用すると

レイヤーをコピーしてぼかす、という手順が入ります。

この手順によりテクスチャの端が見えてきてしまうのです。

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二つの画像を用意しました。基本的に同じなのですが、左側の画像は裏処理を施しました。

見た目には分かりません。

この二つの画像にそれぞれぼかしフィルタをかけます。

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こんな感じです。それをスクロールします。

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大きな模様が同じなので同じようにスクロールできたことが確認できます。

しかし右側の画像ははっきりとテクスチャの断絶が出てきております。

これはウィンドウ外に対する処理、とでもいうべきでしょうか、フォトショップはウィンドウに表示されていない

情報を残しておく仕様になっています。このおかげで助かることが多々あるのですが、無意味にデータが重くなることもあるので

注意が必要です。

では、作り方です。

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左側の画像は、ファイルメニュー>イメージ>カンバスサイズで1024の大きさにしたものです。

表示されていない部分にこの情報が含まれていました。元の512のテクスチャを手動でタイリングさせたものです。

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まずは背景レイヤーをドラッグしてパレットの下の新規レイヤーアイコンにドロップ(右から二番目)し、複製を作ります。

これが重要です。背景ではカンバスサイズの変更で画像が切られてしまいますが、レイヤーでは切られません。

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イメージ>カンバスサイズで幅、高さ共に1024とします。

四隅のどこでもいいのですが、端になるように基準位置をクリックし、OKを押します。

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ファイルメニュー、ビュー>表示>グリッドでグリッドを表示させます。

人によりグリッドサイズはまちまちかと思います。

上図では、環境設定(「Ctrl」+「k」)>ガイド・グリッドサイズで、グリッド線を「512pixel」、分割数を「4」に設定しています。

「Ctrl」+「a」で全選択します。

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「Ctrl」+「Alt」を押しながらドラッグし、隣に持ってゆきます。ちなみに「Ctrl」で移動、「Alt」でコピーです。

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再び「Ctrl」+「a」で全選択し、同様に下にコピーします。

「Ctrl」+「d」で選択を解除します。

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イメージ>カンバスサイズで512pixelに画像を切ります。確認のダイアログが出てきますがそのままOKを押します。

シームレステクスチャなので、これでも十分だと思いますが、元の模様とタイリングの箇所が違うと問題ある場合は、

フィルタ>その他>スクロールを、水平垂直共に256pixel、ラップアラウンドで適用すれば問題ありません。

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この処理を行った後にプラグインでノーマルマップを作成し、スクリプトを実行すればシームレステクスチャにも

問題なく適用できます。

現在リグを改良しようとエクスプレッションを駆使し、ウェイトを補間するノードを作成しております。

中々難しいものです、、背骨をスパインにするべきかまだ悩んでおります。

では、今回はこの辺で。

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