ZBrush 3
早速次のものを作っております。
他からモデルを持ってくるのではなく、折角なのでZSphereを使ってみました。
指の関節は3つではなく、2つにしたのですが、それでも多かったようで一つで十分のようです。
というのも、顔はもう少し細かくしたいのですが、指はすでに細かすぎています。
気づいたのも後の祭り。まぁ、次回に役立てるとして今回はこのまま進めます。
相変わらず学生時代の先生方の注意を思い出します。
油絵を教わっていたのですが、「細い筆は使うな。」と良く言われていました。
それだけだと語弊があるかと思うのですが、要するに細かいところに注意を寄せすぎると大きな形の魅力が無くなる。
というものでした。
ついつい作っていると、細かいところが気になって手を入れてしまうのですが、しばらくたって気がつくと無限ループに陥っていることに気が付きます。
より少ない手数で全体に注意し、全体の魅力、形の魅力を引き出してあげる。そんな意識を大事にしていたように思います。
やはり言葉だけでは伝わらないですね、、やれば分かる。そのとおり。と自問自答です。
人間の意識というものはどうも差を見つけることの方に大きなバイアスがかかっているようです。
差を見つけようとするとより細かくなり、それは際限なく分断されます。
だから細かい違いに目くじらたててしまう方向に進んでしまうのだろうと思います。
ここまで行くと造形の話なのか人生の話なのか良く分からなくなります。
うーん、奥が深いなぁ。
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