ZBrush 8 – Sculptris風Creaseブラシ
いい加減忘れてしまいそうなので、ZBrushの事を書きます。
modoでここまでの形を作ってからZBrushに持ってゆきスカルプトを始めて見ました。
SDiv10でこんな感じです。なんだか前に作ったものに似てしまいましたが、ただ自分の引き出しが少ないだけです。
やはり皺に逃げてしまう。細部があると出来た感じが出ますが、気のせいです。
フレームを表示させると形が単純であるのが見られます。
それをSDiv7位でmodoに持ってゆき、スカルプトを転写します。
どうもZBrushのどのバージョンからなのか分かりませんが、インポートするだけで転写もされるようです。ただ、今回は失敗しました。
Tool>Exportの値を初期化せずにエクスポートしておりました。
以前ZBrushに興味がないときは、そのパラメータに変な数値が入っているものを初期化する。というのを話半分に聞いておりました。
自分でやってみて初めて分かりました。なぜそういった数値が入るのか分かりませんが、とにかくスケールに1をトランスレートに0を入力しました。
それでエクスポートしたものに以前エクスポートして、リトポしたものをmodoの方で合わせて、再びZBrushに読み込む。という余計な手間をかけてやったので、
前に聞いた言葉が見にしみて理解できました。
そして、結局皺に逃げました。うーん、ついつい描いてしまう、、
これではいけない、と思いアルファで皺を描くのではなくて自分で皺を書いてみようと挑戦してみました。
以前見つけたSculptris風のCreaseブラシを再発見したので、それを使ってみました。
デフォルトではちょっときつすぎるように思うので、カーブを編集し、先が少し丸くなるようにして使いました。
ただ、SculptrisのCreaseブラシと違うのは、使う感覚だと思います。SculptrisのCreaseブラシはどちらかというと引き算の感覚ですが、
ZBrushのものはやはり足し算の感覚です。これはブラシのせい、というよりもツールの特性のようです。
どちらにしても、あまりにも感覚過ぎて個人的な意見に過ぎませんが、、
うーん、どうだろう。少なくとも良くはなっていない。しばらく苦行のようにこれを練習台にして、練習に励むのも良いのかも知れません。
そうやって言ってしまうと、やらなそうな気もします。
そして、今度は写真を見ながらモデルを作る。ということに挑戦してみました。
左右非対称にしてみました。以前Sculptrisで作った人と同じ人です。ここまで細部が出来ると楽しいですね。
しかし、同時にここまで細部が出来ると分かることは、皮膚感の難しさだと思いました。どうにもうまくゆきません。試行錯誤してゆくしかなさそうです。
今回はリトポ作業で戸惑うことは無かったのですが、インポートでスカルプトを転写するとうまく行かないことを発見しました。
他のツールとして読み込んで、サブツールで統合し、「ProjectAll」で転写をしてうまく行きました。
最初に画像を載せたモデルに比べれば大分良くなってきましたが、まだまだZBrushに慣れていません。
どのブラシが自分に合っているのか、しばらく同じブラシを使わないと分かりません。
今は主に、「Cray」ブラシを使っています。
頭部だけで、13.500Milも使ってしまっております。スカルプトはほぼ問題なく出来るのですが、何か処理をしようとするとものすごく待たされます。
しかも落ちたりもします。全身像を作っている人はどうやっているのだろうか?考えるととても気が遠くなります。
まだしばらくこんなことを続けて、そのうち全身像に挑戦してみます。
あぁ、そういえば、画像を読み込んでトレースする。というやり方も確か出来るのですよね?
それで思い出しましたが、昔はそうやってモデルを作ってはいけない。という暗黙のルールのようなものがモデラーにはあったように思います。
邪道である。という精神論的なものから、画像に意識が引っ張られて、正確な模写は出来るだろうが魅力的な形は出来ない。
要するに自分で考えて作らないと、形の魅力は出てこない。という物だったかと思います。
自分もそうやって作っていたので、トレースする方法を採ることはありませんでした。
今となってはどっちでも良いんじゃないの?とも思いますが、気持ちを大事にする。ということは大切なのだろうと思います。
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