雑記10 – CP対称性

仮説の話を書こうかと思ったのですが、

こんか記事を見つけました。

 

Yahooの記事で昔に読んだものをいつも探せないで困っておりました。

こういった記事はどれくらい保存されるものなのでしょうか?

 

CP対称性の破れ、という言葉があります。

charge(物質と反物質の対称性)parity(鏡像対称性)が量子レベルでの観測で成り立たない、というものです。

反物質というものは電荷が逆のもので、地球上には存在しないそうですが、宇宙には微量に存在し、人工的にも作ることは可能だそうです。

物質と反物質がぶつかると光子(γ線)を放出し、消滅するそうです。

 

日本人で2008年にノーベル賞をとった、小林さんと益川さんはこの対称性の破れはクオークという物が6種類存在することで起こるのではないか?

という仮説を立て、それが実証されたことにより受賞されました。

確かその仮説は院生時代に書かれた、相当古いものだったかと思います。

 

当時はクオークというもの自体の存在が疑われていたようで、様々な実験結果でそれ自体が存在しない、

とか5つであるとか、色々と言われていたそうです。

 

クオークと言うものは、分子-原子-原子核-陽子-クオーク。

というとても小さいもので、現段階ではこれ以上小さい構成要素はないであろう、と言われております。

 

対称性が全てに成立するのであれば、宇宙の起源とされているビッグバンにより物質と反物質は等しく作られ、

それによりお互いが干渉しあって何も残らない。

その対称性がものすごく小さい単位で不均等であれば物質が反物質を凌駕し、現在の宇宙は存在し得る。

 

なんだか途方もない話です。

微妙に仮説の話が入りました。この場合当然のことながら、人間が見つけられるものは全てが仮説です。

一つでも定説があるのだとしたらそれこそイデアだと思います。

前に書いたかと思いますが、大きさの問題でもあります。

 

ここ最近昔に比べて天気予報は当たるようになりました。しかし、気候の変動で当たらなくもなりました。

これは、現在の天気予報が100年ちょっと前から始まったわけで、その時からのデータの蓄積によるシミュレーションだからです。

たかが100年です。ここ100万年の地球の気温は10万年ごとに寒暖を繰り返す比較的落ち着いたものだ。そうです。

なんだか面白いです。天気予報でここ10万年はだいたい暖かいでしょう。等と言われたら笑えます。

 

巷で流行る健康法やサプリメントの類もデータとしてもサンプリング数が極端に低いものが見受けられます。

よりデータを確かなものにするにはサンプリング数が必要で、何万年とかかる進化において、

数千年の歴史しか持たない人類の文明、という尺度で測っても測り切れるはずがありません。

まぁ、これも極端な話ですが。

 

やはりそういった面でも脳化が進んでいる。という事なのでしょう。

養老さんがどこかで書かれていましたが、人に言われて気づいたのがきっかけで、人は二系列の情報を持っている。

という事を書いておりました。

脳と遺伝子です。病は気から、という言葉を「神経系の情報が免疫系の情報に作用」という言葉で表しておりました。

どうも脳の役目というものは遺伝子の役割を凌駕することを一つの目的としているように見受けられます。

 

長い時間をかけて作られた遺伝子が最近できた脳によって手を加えられる。

自然に手を加え自分の都合に合わせる人間の姿がかぶさります。

 

なんだか極端な話になりそうですが、個人的には全くの自然回帰はどうかと思います。

道具は道具として使う。そんな感じでしょうか?

 

アフリカで石器時代以来の暮らしをしている人を取材した本を読みましたが、

彼らの生活は女性が一日2,3時間ほど働いて、果物などを採取し、男性は2,3日に一度6時間以上をかけて猟に出かける、

というものでした。

それ以外の時間は皆で集まってのんべんだらりと暮らしているそうです。

著者も現代の生活を営む我々と彼らとでは、どちらが人間として幸福なのだろうか?と書いておりました。

 

そういった生活も良いのでしょうか、文明国に生まれた人間がそんな生活できようはずもありません。

しかし、現在の人の生活を見ていると、みんな忙しそうで、生きていて幸せなのか疑問に思うこともあります。

最近は五月病が減ってうつ病が極端に増えたそうです。そんな生活をしていたら、そうなるだろ、と思います。

 

関係ありませんが、HIBIさんの新しいチュートリアルが出るそうですね、メールが来ました。

modo501のアップグレードを待っていたのですが、シーグラフでも発表され無かったのでどうもまだ先の事のようです。

最近の3Dの流行の移り変わりは目を見張るばかりです。

3dcoatのセミオートリトポロジー機能や、GPUレンダラー、PtexというUVに変わる新たなテクスチャの持ち方など、

ワクワクすると共に、いつまでついて行けるのかちょっと不安になります。

是非とも501にはそういったテクノロジーを追加してもらいたいです。

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