雑記60 – Intuos4とWindows7 – 概念世界と感覚世界

やらなければならない事が一段落したのでサイトの更新をします。

 

どうもタブレットの調子が悪いのです。
職場の環境に原因があるのかと思ったのですが、自宅でも多少起こります。
症状としては、タブレットの遅延が酷くなります。場合によっては反応しなくなります。
調べてみたのですが、そういった症状を経験している人がいるようで、Windows7のTabletPCのコンポーネントに問題があるようです。
それらの機能をひと通り外してもしばらくすると起こります。

 

どうもWindows7とIntuos4とフォトショップそして、フォトショップと同時にmodoを起動しペイントしているとだんだんと症状が悪化してゆきます。
自宅の環境がIntuos2なので、症状が少なくて済んでいるのかも知れません。
結局原因を特定できず、フォトショップとmodoはできるだけ同時に起動しない。起動してもタブレットは使わない。
どうしても同時に使う必要があれば、症状が酷くなったら再起動。そんな感じです。不便です。
デフォルトでTabletPCの設定がされているのもどうかと思うのですが、仕方がありません。

 

久しぶりにゲームらしいテクスチャの作成をしていましたが、あまりの不出来に自分でびっくりしました。
焦っても仕方が無いので、必死にしがみついて続けていたら、まぁまぁマシにはなりましたが、いただけません。怠けていた自分が悪いので仕方がない。

 

作業している間、概念世界(頭)と感覚世界(体)について考えていました。
「ここがおかしいんだよ。」「頭では分かっているが、うまく出来ないんだよ。」そんな自問自答をします。
「なんで分からないのだろう?」「頭で考えているだけだからだよ。」そんな答えが出ます。
だからやるべき事は、ただひたすらに描き続ける。それだけです。

 

養老孟司さんがどこかで書いていましたが、言語というものは概念世界と感覚世界を結びつけるものだ。という事でした。
だから感覚世界の事を説明するときは、「ここをもっとこう。」という、訳の分からない言葉になるのだともいます。自分でやればその人なりの理解が出来る。
人間の理解とは概念ではなく、感覚によるもので、府に落ちなければ理解は出来ません。
言葉に対して全ての人が全く同じ概念を持っているわけではなく、その人の経験により作られた物が積み重なって形成されてゆきます。
人間の脳、という大きなくくりで存在する物の見方、脳の癖のようなものが存在し、言語を理解すれば、どこの国の人であろうとも話が通じる。
しかし逆に、個人の脳の癖も存在し、いくら話をしても誤解を生じる。考えて見れば当たり前のことです。
同じ人生を歩んでいるわけではないので、同じ考えを持ち得ない、しかし同時に通ずる部分もある。

 

養老さんが指摘するように、近代では同じという錯覚が大きくなっているのだろうと思います。
要するに、近似で丸めすぎ、四捨五入も程々に、といった感じでしょうか。
そう考えてゆくと、人間は起きている時間(人生の約3分の2)という意識の世界に注力し、残りの3分の1の無意識の世界を近似で丸めてしまった。といっても良いのかも知れません。
どこかで説明されていいましたが、「為せば成る。」という意識の世界を重要視するようになって行った。
そして、そういった考えを昔から持っていた西洋では、「我思う故に我あり。」となったのだろう。とあったように思います。
「思う前からあるじゃない。」そんな事を言うと、「それは私の肉体であり、精神ではない。」と返ってくるのだと思います。

 

「こうあらねばならない。」「本来はこういったものだった。」最近良く聞くように思います。
まさに意識の産物なのだと思います。「なんか知らないけど、なっちゃったんだよ。」だと説得力に欠けてしまいます。
思えば以前は自分も意識に重点を置いていました。理想を追い求める意識を優先させていたように思います。
結婚し、子供が出来て分かりました。より感覚的で無意識的な子供は、大人の思うような無駄の省略、意識の統制に欠けます。
大人が意識的にさせようとする部分は、躾という子供の為を思う部分であると同時に、人から躾のできない親だと思われたくない部分が存在します。
あまり行き過ぎてしまうと、本来の目的を逸脱する。という事になります。それにより家庭の雰囲気が悪くなれば、結局子供のためにはならない。
目的と手段が入れ替わることは、世の中では多々あります。
肉体的にも精神的に無理の無いよう、程々頑張り、思いやる気もちさえ忘れずに、流れに任せて生きて行ければなぁ。などと思います。

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